通常なら一旦下げ止まる水準だがー2020年2月18日の日本株

<今日の日本株>
2月18日の日本株は、朝から安く始まり、その後も下げ続ける展開となり、日経平均株価の終値は前日比329円44銭安の23193円80銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大きく下落しました。

値上がり銘柄663に対し値下がり銘柄3194とほぼ全面安に近い展開、昨年来高値更新銘柄は12、昨年来安値更新銘柄109でした。

ADA指数は5.5%となり、前日の6.9%から少し低下しました。下降トレンド銘柄の空売りと、上昇トレンド銘柄の保有のロング・ショート戦略を取っています。

 

<一旦は下げ止まる水準にまでは来た>
個別銘柄をみると、さらに状況は悪化しており、昨年来安値更新銘柄の数は、昨年8月以降の多さとなっています。日経平均株価に比べて、個別銘柄は明らかに動きが悪く、大部分の銘柄は下降トレンドにあります。

ただ、25日騰落レシオが71.8%まで下がっていることなどからみて、通常であれば一旦は下げ止まる水準に来ています。

とはいえ、通常ではなく異常事態となれば、ここからさらに株価が大きく下げる可能性もありますので、「ここで下げ止まる!」と決めつけるのは危険です。

私ならこのような時どうするかといえば、上昇トレンド銘柄の保有継続、下降トレンド銘柄の空売り継続のほか、直近まで上昇トレンドだった銘柄(つまりかなり強い銘柄)の反発を確認して新規買い・買い直しをしたり、株価が急激に上昇して買いそびれた銘柄が今回の株価調整局面で25日移動平均線からのかい離が小さくなったところを買う、ということをします。

もちろん、この水準で株価が下げ止まらなければ損切りとなりますが、株価が反発するときは、強い銘柄から真っ先に反発します。したがって、そうした銘柄を最優先で買うようにしています。

一方、下降トレンドが続く弱い銘柄は、株価の反発局面でもあまり反発しないことが多いので、それらを下降トレンドのうちに新規買いすることはしません。

今は銘柄により動きがまちまちですし、株価の方向性もはっきりしませんので、株価が値下がりする局面では弱い銘柄から売却し、株価が値上がりする局面では強い銘柄から買っていくのが良いと思います。それを実現するためには25日移動平均線を割ったら売り、超えたら買いとするのが1つの方法です。なぜなら強い銘柄ほど25日移動平均線を早期に上回りますし、弱い銘柄ほど25日移動平均線を早期に下回るからです。

 

 

================

【無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」】

~上位10%の投資家だけが知っている

教科書に載っていない負けない投資術~

株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!

株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。

イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。

↓ぜひコチラから登録してください。↓

http://makenaikabushiki.com/lp_mail/

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事