個別銘柄は弱いものが目立つー2019年6月6日の日本株

<今日の日本株>
6月6日の日本株は、昼間は上昇したものの上値は重く、引けにかけ下げに転じました。日経平均株価の終値は前日比2円06銭安の20774円04銭でした。
TOPIXは日経平均株価より大きい下落率、マザーズ指数は1.5%ほどの下げとなりました。

値上がり銘柄1415に対し値下がり銘柄2192と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は49、年初来安値更新銘柄は17でした。

ADA指数はマイナス1.3%となり、前日のマイナス5.6%からマイナス幅が縮小しました。今日は25日移動平均線に株価が近づいた上昇トレンド銘柄の押し目買いや、空売り銘柄の買い戻しを中心に行いました。

 

<個別銘柄の多くは弱い>
指数こそ横ばいでしたが、個別銘柄の動きをみると、上昇トレンドに転じるものはわずかであり、多くは下降トレンドのまま、ほんの少しの反発にとどまっています。本日の寄り付きが高値となり、そこから大きく値下がりして陰線を引いてしまっている銘柄も目立ちます。

また、やっかいなのはもともと弱かった銘柄に加え、ここ最近まで堅調な動きで上昇トレンドが続いていた銘柄も株価が下落して下降トレンドに転じるものが目立ってきている点です。

私のロング・ショート戦略は、強い銘柄を買って弱い銘柄を空売りするものですが、強い銘柄が値下がりし、弱い銘柄が反発するという流れになっているため、利益が出にくくなってしまっています。

ただ、ADA指数を見ていただいてもお分かりのとおり、大きなポジションを取って勝負してはいませんので、そもそも利益をそれほど求めていないという面もあります。したがって、株価がどう転んでも大勢に影響はないというのが正直なところです。

また、本日改めて私のウォッチリストに入っている個別銘柄の株価チャートを確認すると、かなり弱い動きの銘柄が多々あることが分かりました。強い銘柄の買いはそのままにしつつ、弱い銘柄については空売りをもう少し強めに入れ、ここからのさらなる下落に備えておこうと思っています。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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