<2月14日の日本株>
週末2月14日の日本株は下落し、日経平均株価の終値は前日比140円14銭安の23687円59銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。マザーズ指数の下落率は2%にせまる大きさでした。
値上がり銘柄1185に対し値下がり銘柄2593と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は30、昨年来安値更新銘柄は49でした。
ADA指数は31.8%となり、前日の49.6%から大きく低下しました。保有株の売却が相次いだのと、新規の空売りを実行したことによります。
<あくまでも指数ではなく個別銘柄の動きに従う>
個別銘柄をみると、アイ・アールジャパンホールディングス(6035)など高値更新するものもありますが、多くは下降トレンドとなっています。
昨年来高値更新銘柄が30まで減少した一方、昨年来安値更新銘柄が49まで増加しており、日経平均株価などの指数以上に個別銘柄の状況は悪化しています。
また、週末のアメリカ株はほぼ横ばい、為替レートもほぼ変化ないにもかかわらずシカゴ日経平均先物が大きく下落していて、週明けの日本株は下方向に要注意という状況です。
本日の朝方発表された昨年10-12月GDPは年率換算でマイナス6.3%となり、消費税増税の影響が極めて大きかったことが分かります。
このように、日本の景気は悪化していて、新型コロナウイルスの影響も日増しに拡大しており、日本株に対して強気になることは難しいと思います。
上昇トレンドの強い銘柄は保有を続けますが、ここ数日、次々と下降トレンドに転じており、状況は悪いです。日経平均株価は底堅い動きを続けるかもしれませんが、私たちにとって重要なのは、あくまでも個別銘柄の動きです。そしてその個別銘柄の動きが日に日に悪化しているわけですから、無理をせず、大きく負けないことを最優先にしておくべきです。
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