再び日経平均株価24000円超えー2020年1月22日の日本株

<今日の日本株>
1月22日の日本株は、終日じり高の展開となり、日経平均株価は再度24000円超えとなりました。終値は前日比166円79銭高の24031円35銭でした。
TOPIXも上昇しましたがマザーズ指数は小幅安となりました。

値上がり銘柄2223に対し値下がり銘柄1489と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は119、昨年来安値更新銘柄は10でした。

ADA指数は62.3%となり、前日の60.8%から少し上昇しました。上昇トレンド銘柄を少し新規買いしたことなどによります。

 

<もしここから株価が下がったら何をするか?>
個別銘柄をみると、神戸物産(3038)、イーソル(4420)、JCU(4975)、リクルートホールディングス(6098)など高値更新となる銘柄もそれなりにありました。

つまり、日経平均株価が大きく下がったとしても、強い動きで上昇トレンドが継続している個別銘柄を売る必要は全くなく、逆に売ってしまうと利益を取り損ねるというのが今の相場環境だということです。

なお、下降トレンド銘柄も半分くらいありますが、これらには手を出さないことが肝要です。いつ上げに転じるか分かりませんし、さらに大きく値下がりする可能性もあるからです。

このような観点で、もしここから株価が調整局面に入ったときに何をするかを考えてみましょう。

まず保有株が移動平均線を割ったら売却します。これはいつもどおりです。
もう1つ、私がやりたいのが、最近買い候補にした銘柄で、気づいたときにはすでに大きく上昇して移動平均線からのかい離が大きく買えなかった銘柄を買うことです。

株価が調整局面に入ると、弱い銘柄は移動平均線を割り込んで下降トレンドに転換しますが、強い銘柄は移動平均線を割り込まず推移することが多いです。
つまり、弱い銘柄も強い銘柄も株価は下がるものの、強い銘柄はそこまで大きく値下がりしないので、トレンドが転換することなく押し目を形成する程度で収まるということです。

したがって、移動平均線からのかい離率が小さくなってきたところで新規買いします。もちろん、その後株価が下落して移動平均線を割り込んでしまったら売却します。

今のところ、私が欲しい銘柄の多くは移動平均線からのかい離率が大きく、まだ手を出せませんが、もし今後押し目をつけるようなことになれば、買いのタイミングを計っていきたいと思います。

 

※本日1月23日(木)16時半~、東京ビックサイトで行われる「第3回資産運用EXPO」にてセミナー講師として登壇します。
皆さまとお会いできることを楽しみにしております。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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