<今日の日本株>
12月9日の日本株は、日経平均株価が寄り付きに23500円超えとなったもののその後は伸び悩み、終値は先週末比76円30銭高の23430円70銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は下落しました。
値上がり銘柄2385に対し値下がり銘柄1324と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は193、年初来安値更新銘柄は3でした。
ADA指数は58.4%となり、先週末の63.5%から低下しました。中小型成長株を中心に値を崩す銘柄が多く、移動平均線割れとなったものを売却したことなどによります。
<再び割安株・景気敏感株・大型株優位の展開か>
個別銘柄をみると、エス・エム・エス(2175)など高値更新となる銘柄もあったものの、中小型成長株は総じて弱い動きとなり、大きく値下がりした銘柄も少なくありませんでした。
一方で、ここ最近調整していた東証1部の割安株や景気敏感株に再び資金が入ってきた印象です。
年初来高値更新銘柄も200近く出ており、日本株全体としては何ら問題ありませんが、個別銘柄を見ると3分の1ほどは下降トレンドになっています。
ここまで、割安・景気敏感株→中小型成長株→割安・景気敏感株と物色対象が入れ替わっており、現在のところ循環物色という良い流れにはなっています。しばらく割安・景気敏感株が買われた後に再度中小型成長株が買われる展開となれば理想的な長期上昇相場となります。
私自身は中小型成長株が投資対象の中心なので、今日のような動きは利益になりにくいのですが、移動平均線を割った成長株を売り、逆に移動平均線を超えてきた割安・景気敏感株を買うことで、相場の流れにできるだけついていきます。
とはいえ、やはり中小型成長株が買われる展開が、大きく利益を増加させることになるので再度中小型成長株に資金が回ってくるのを待ちたいと思います。
================
【無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」】
~上位10%の投資家だけが知っている
教科書に載っていない負けない投資術~
株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!
株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。
イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。
↓ぜひコチラから登録してください。↓
http://makenaikabushiki.com/lp_mail/
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。