<今日の日本株>
11月21日の日本株は、日経平均株価が朝方一時400円以上値下がりしたものの、後場は持ち直しました。日経平均株価の終値は前日比109円99銭安の23038円58銭でした。
TOPIX、マザーズ指数は小幅安でした。
値上がり銘柄1683に対し値下がり銘柄1988とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は61、年初来安値更新銘柄は14でした。
ADA指数は52.0%となり、前日の59.7%から低下しました。株価下落により移動平均線を下回った保有株を売却するなどしたためです。
<銘柄間格差が広がるか?>
個別銘柄をみると、日経平均株価が一時大幅安になった割には、堅調な動きのものが多い印象です。アイ・アールジャパンホールディングス(6035)、図研(6947)、ダブルスタンダード(3925)、リクルートホールディングス(6098)など高値更新となっているものもそこそこあります。
その一方で、25日移動平均線を明確に割り込んでいるものも増加しており、銘柄ごとに値動きがバラバラになりつつあります。
もちろん、いつもと同じで25日移動平均線を超えて上昇トレンドにある銘柄は保有継続し、25日移動平均線を割り込んだら売却すればよいだけですので深く考えることはありません。
また、21日の日経平均株価400円安後に大きく戻した動きですが、これについては2つの評価ができます。「大幅安から大きく戻すくらい相場は強い」「簡単に400円安するほど不安定」というようにです。
要するに、崩れるとなったら早いし、まだまだ全体としては強い動きでもあります。今後上下どちらに動いてもおかしくないということです。
であるならば、上方向にベット、もしくは下方向にベットするのではなく、個別銘柄ごとに上昇トレンドのものは保有を続け、下降トレンドになったら売却して保有しない、とすれば対応できます。
米中貿易問題に関する報道で株価は短期間に大きく変動しています。しかし、ニュースやそれに伴う株価の短期的な変動に一喜一憂しているようでは、疲れるだけですし余計な売買をすることで逆に損を膨らませてしまうだけです。あくまでの毎日の株価の変動ではなく、株価のトレンドを注視するようにしましょう。
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