悪くない動きー2019年11月19日の日本株

<今日の日本株>
11月19日の日本株は、終日マイナス圏で推移しました。日経平均株価の終値は前日比124円11銭安の23292円65銭でした。
TOPIXは小幅安、マザーズ指数は上昇しました。

値上がり銘柄1774に対し値下がり銘柄1907とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は103、年初来安値更新銘柄は8でした。

ADA指数は63.3%となり、前日と変わらずでした。多少の銘柄入れ替えは行いましたが、あまり売買のない1日でした。

 

<空売りをしたくなる相場は逆に強い>
個別銘柄をみると、ベイカレント・コンサルティング(6532)が高値更新となるなど、中小型成長株に本日も資金が回っている感触を受けます。
日系平均株価が下落する一方マザーズ指数が上昇していることからも、中小型成長株優位の動きになっていることが分かります。

先日の景気ウォッチャー調査でも景況感が大きく悪化しており、上場企業の利益も減益です。さらには米中貿易問題やブレグジット、香港のデモなど懸念材料はいくらでもあります。

何も考えずにいると「こんな状況で株価がどんどん上昇するはずはない」と思ってしまいがちですが、株式投資の世界ではちょっと状況が異なります。

株価が底打ちから反転する状況では、それまで株価が値下がりを続けていることもあり、多くの投資家が空売りをしています。
しかしそこに買い仕掛けが入ると、株価が上昇するので空売りをしていた投資家は買い戻しをします。その結果株価がさらに上昇するのです。

私自身、今年に入って空売りをしては撤退、ということを何度もしましたが、「下がっても良いはずなのに全然下がらない」と感じていました。

つまり、景気が悪かろうが世界情勢に不安があろうが、株式市場にマネーが大量に入ってくれば株価は上昇します。これを不景気の株高と言ったりしますが、現状はバブル的な要素も多くあると思います。

この状況を「これ以上株価が上がるはずはない」と決めつけて保有株を早々に売ってしまったり、空売りを仕掛けてしまうと、さらに大きく株価が上昇したときに利益を取り逃したり、空売りの場合は損失を被ってしまいます。

そうならないためには、余計なことは考えず、株価のトレンドについていけばよいだけです。個人的には18日、19日の動きでもしかしたらここから大きく上昇するのではないか、と強く感じ始めました。

もちろん株価が大きく上昇せず、逆に大きく下落する可能性もありますが、そうなったらさっさと売却して撤退すればよいだけです。

バブルの初期段階かもしれないですから、もしバブルが育ったならばしっかりと利益を伸ばせるようにしていきたいと思います。

 

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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