<今日の日本株>
11月7日の日本株は、日経平均株価が前日終値を挟んで小動きとなり、終値は前日比26円50銭高の23330円32銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も小幅高となりました。
値上がり銘柄1815に対し値下がり銘柄1866とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は158、年初来安値更新銘柄は6でした。
ADA指数は59.1%となり、前日の59.8%とほぼ変わらずでした。下降トレンドに転じた保有株は売却する一方、上昇トレンドで移動平均線からの乖離率が小さいものを新規買いしたりしています。
<「想定外」の上昇となるのか?>
日本株も強いですが、アメリカ株も連日のように史上最高値を更新し、今弱気になっている人はいったいいつ強気になるのか?と聞いてみたいほどの状況です。
個別銘柄をみると、決算発表による乱高下はあるものの、それほどひどい状況にはなっていません。私自身も多少は被弾していますが許容範囲といったところです。
物色対象としては相変わらず日経平均株価が強く、先物主導で資金が流入している様子です。個人投資家が好む中小型株よりも、大型株で割安株・景気敏感株が買われています。
さて、投資情報サイト等では、数多くの専門家・評論家が日経平均株価の上値見通しを予想していますが、その見通しが上の方に外れてきているケースが目立ってきました。
そうした人のコメントをみると、「もう少し上がありそうだ」と、予想を上方修正しています。
しかし以前には、「そろそろ日本株は天井をつけるから売っておくべき」と発言しているため、この人の予想を信じた投資家は、保有株をすでに売ってしまっているはずです。
それなのに、今更「まだ上がありそう」と言われても後の祭りです。
私自身、現在の株価上昇はバブル相場の延長だと思っています。バブル相場は、一度売却して降りてしまうと、再度のエントリーのタイミングを計ることが極めて難しくなります。
従って、株価上昇による利益をできるだけ引っ張っていく必要があります。
でも、株価が上昇している途中で「そろそろ天井をつけるだろう」という考え方でいると、ほぼ100%の割合で、早く売りすぎた、ということになります。
株価が上昇している最中は、テレビのコメンテーターや、ネットの評論家がいくら「そろそろ天井だから持ち株は売るべし」と言っていても、一切無視することです。
株価が天井をつけるならば、上昇していた株価が下落に転じ、25日移動平均線を割ることになります。それを確認してから売却した方が、結果的には上昇途中で売ってしまうよりも高く売れることが多いです。
せっかく安く買えた株を保有しているのであれば、なんとなく「そろそろ下がりそうだなあ」と考えて感覚で売るのではなく、株価のトレンドが下降トレンドになってから売却するようにしましょう。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。