日本株大幅安ー2019年10月3日の日本株

<今日の日本株>
10月3日の日本株は、前日のアメリカ株大幅安を受け、大きく値下がりしました。日経平均株価の終値は前日比436円87銭安の21341円74銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大きく下落しました。

値上がり銘柄567に対し値下がり銘柄3179とほぼ全面安の展開、年初来高値更新銘柄は13、年初来安値更新銘柄は25でした。

ADA指数は20.9%となり、前日の46.0%から大きく低下しました。保有株の売却に加え、新規空売りも実行しています。

 

<まだ全部崩れているわけではない>
昨日の下落で日経平均株価は25日移動平均線を割り込みましたが、個別銘柄をみると、まだ25日移動平均線を割り込んでいないどころか、ほとんど下がっていない銘柄も少なくありません。インソース(6200)のように、高値更新となったものもあります。したがって、あわてて保有株を全部投げ売りする必要もありません。

私自身、ADA指数がまだ結構なプラスであることからも分かるように、ここから日本株が崩落していく、と決まったわけではありません。あくまでも現時点では調整の範疇です。

ただ、久しぶりに年初ら安値更新銘柄が年初来高値更新銘柄を上回りましたので、これが恒常的に続くようになると、本格的な調整になる可能性が高まる点には注意してください。

もちろん、日本株が崩落していると分かった時点で保有株を売却しても遅すぎるので、下降トレンドになった保有株から順次売却をしていくことになります。
そして、株価が下落せず逆に反発して再度上昇トレンドになれば買い直していきます。

超目先的、数日程度はいつ反発してもおかしくありませんが、もう少し長いスパン(数週間~1ヶ月)でみればまだ調整が続く可能性は十分にあります。

10月に入ってからいきなり崩れ出したのも気味が悪いところですが、先を予想するのではなく、あくまでも株価のトレンドについていくことが、大きな失敗をしない秘訣です。マーケットには常に好材料と悪材料が併存していますから、そのどちらかだけを切り取れば「今後株価は上昇する」「今後株価は下落する」とどちらの予想もできてしまうからです。そんな予想には何も意味がないことに1日も早く気がつかなければなりません。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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