底堅い動きだが個別銘柄は・・・-2019年9月18日の日本株

<今日の日本株>
9月18日の日本株は、日経平均株価が小幅下落も底堅い動きとなり、終値は前日比40円61銭安の21960円71銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1281に対し値下がり銘柄2395と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は79、年初来安値更新銘柄は4でした。

ADA指数は48.0%となり、前日の49.0%から少し低下しました。ポジション調整のため、動きの鈍い銘柄を売却し、上昇トレンドになったばかりの銘柄を買うなどしています。

 

<個別銘柄は大きく下げるものが目立つ>
個別銘柄をみると、クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)など、株価上の節目である直近高値を超えた銘柄の上値追いも散見されますが、多くの銘柄は陰線を引いて下落しています。

さすがに短期的には過熱感があり、値下がりすること自体は全く自然なのですが、日経平均株価に比べて弱い動きの個別銘柄が目立っているという印象です。

とりあえずは足元では成長株より割安株の方が強い動きが続いていますから、割安株の25日移動平均線からのかい離率が小さくなるのを待って押し目買いをするのがよいのではないかと思います。くれぐれも、25日移動平均線からのかい離率が高い状況で飛びつかないようにしましょう。

また、日経平均株価だけが強い動きが続く可能性もありますから、日経平均株価連動型のETFや、日経平均先物への投資により、個別銘柄がイマイチでも日経平均株価が上昇すれば利益を得られるポジションを組んでおくのも有効です。もちろんこちらも現状ではかい離率が高くなっていますので、押し目を待ったうえで新規投資するのがよいでしょう。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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