上昇銘柄に広がりもー2019年9月19日の日本株

<今日の日本株>
9月19日の日本株は、日経平均株価が朝方300円ほど上昇したものの、その後は失速しました。日経平均株価の終値は前日比83円74銭高の22044円45銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2759に対し値下がり銘柄950と全面高に近い展開、年初来高値更新銘柄は136、年初来安値更新銘柄は2でした。

ADA指数は55.2%となり、前日の48.0%から上昇しました。ヘッジ空売りの買い戻しや、新規買いを行ったことによります。あまりポジションを膨らませたくはないのですが、買うべき銘柄がいくつか出現したため、少し予算オーバー気味になりました。

 

<成長株にも資金が回ってくるか?>
個別銘柄をみると、アドバンテスト(6857)が高値更新となったほか、クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)は順調に上値追い、そして寿スピリッツも上場来高値更新となるなど、成長株も全くダメ、というわけではありません。

また、私が保有している成長株の多くが昨日は上昇し、うまく循環物色が進むかもしれないと期待しています。

もし、今まで値下がりが続いていた割安株が上昇の中心となるなら、まだ上昇を始めたばかりで上値余地はかなりあるため、ここから意外な上昇につながるかもしれません。

今のところは、割安株がここからさらに大きく上昇するかどうか分かりませんので、成長株と割安株の両にらみで行く予定です。

おそらく、空売りの買い戻しが今回の上昇の主要因と思いますが、大きく株価が上昇するときは、空売りの買い戻しがきっかけになることが多いです。「どうせ空売りの買い戻しが一巡したら下げに転じる」と決めつけるのは早計です。
どんな可能性も秘めているのが株式市場です。言い換えれば、将来どうなるかは分からないのが株式投資。だとするならば、余計な先入観は捨て、株価のトレンドに従って行動していくことこそが、最も安全な投資手法だと思います。

もしこの上昇が半信半疑なら、ポジションを小さめに持てば、仮にここから大きな下げに転じたとしても小さな損失で切り抜けられます。
さすがに短期的には日経平均株価も調整する可能性が高いですが、その間に今まで出遅れていた銘柄群が上昇し、うまく循環物色が続けば、これは全面高に発展するかもしれません。私も半信半疑ながら、取れるべきリスクは取り、株価の上昇についていきたいと思います。もちろん、下降トレンドに株価が転じればすぐに売却します。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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