<今日の日本株>
8月1日の日本株は、前日のアメリカ株大幅安を受けて朝方大きく値下がりして始まったものの、その後は下げ幅を縮めプラス転換となりました。日経平均株価の終値は前日比19円46銭高の21540円99銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も小幅に上昇しました。
値上がり銘柄1646に対し値下がり銘柄1960とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は52、年初来安値更新銘柄は87でした。
ADA指数は33.8%となり、前日の35.4%から少し低下しました。保有株に25日移動平均線を明確に下回った銘柄がいくつかあったため、それらを売却したこと、および新規空売りを少量実行したことなどによります。
<再びのアメリカ株安に加え急速な円高進行>
個別銘柄をみると、神戸物産(3038)など強い銘柄もありますが、年初来安値更新銘柄が87出ていることからも分かる通り、決算発表の内容を嫌気した売りも含め、弱い銘柄も増加傾向にあります。
それでも8月1日は朝方の大幅安から切り返すという強い動きをみせた日本株でしたが、昨晩のアメリカ株安、そして急激な円高進行により、シカゴ日経平均先物は21060円と、8月1日日経平均株価の終値より500円近く下がっています。
結局のところ、アメリカ株やドルー円レートに大きく影響されるのが日本株であり、アメリカ株や為替レートに変調が現れはじめていることを考えると、下方向への警戒は常に持っておくべきです。
とはいえ、保有株の全てを売るのではなく、下降トレンドに転じたものから随時売却すればよいでしょう。
個人的には、もしここから明確な下げとなれば、保有株売却に加え、新規空売りを実行して空売り重視のロング・ショートのポジションを構築していく予定です。
世界的なバブル崩壊ともなれば、個別銘柄の株価は3分の1、5分の1、中には10分の1以下になるものもあるでしょう。そんな中を我慢して保有株を持ち続けるのは正しくないと私は思います。
下げ初めで売却し、下げ止まったのを確認してから買い直した方がはるかにパフォーマンスが良くなるはずです。
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