短期的には過熱感も強い動きー2019年7月4日の日本株

<今日の日本株>
7月4日の日本株は、朝方から高く始まり、後場にかけ上げ幅縮小もプラス引けとなりました。日経平均株価の終値は前日比64円29銭高の21702円45銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2667に対し値下がり銘柄1022と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は125、年初来安値更新銘柄は久しぶりにゼロとなりました。

ADA指数は58.4%となり、前日の57.2%から少しプラスとなりました。新規買いや空売りの買い戻しを粛々と行っていますが、ポジションをこれ以上膨らませたくないので、何か買ったら保有株のどれかを売るという銘柄入れ替えを実行しています。

 

<上昇トレンド続く限り・・・>
個別銘柄をみると、年初来高値更新銘柄が100を超える一方、年初来安値更新銘柄がゼロになりました。これは今年2月以来のことです。
さすがにこの状態で空売りを強化することはトレンドに反する動きであり、今は買いで利益を狙う相場環境にあります。ただ、短期的には過熱感が出てきていますので、ここから全力で新規に買い向かうのはかなり危険です。

とはいえ、私自身はアメリカが利下げをした後に株価が下落するのではないかと思っており、全力で勝負する気にはなれません。現状ADA指数は60%弱ですが、このくらいが限界と考えています。

最近の株価上昇銘柄をみると、しばらく株価が値下がりを続けていて、そこから反発して25日移動平均線を超えたという銘柄の上昇率が大きくなっている印象です。
また、成長株はどちらかというと弱い動きで、業績に関係なく単に直近で大きく値下がりした銘柄が買われています。

私自身の持ち株には、成長株も、単に株価のトレンドで選んだ株も混ざっています。どのジャンルの株が大きく上昇するかは事前には分かりません。ですから、どう転んでもそれなりのリターンが確保できるように、あえてジャンルを分散させています。

ここからどうなるかは予想はしません。予想が外れた時に多額の損失を被ってしまうからです。
そうではなく、現在上昇トレンドである個別銘柄のトレンドが下降トレンドに変化したならば保有株を売却する、というように、あくまでも株価の動きに応じて行動を決める、ということが重要です。
私はすでに仕込みはほぼ完了していますので、あとはどれだけトレンドが続くかです。上昇トレンドが続けば続くほど利益は膨らんでいきますが、さすがに今回は大相場にはならないとは思っています。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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