何も考えずに流れについていくー2019年6月5日の日本株

<今日の日本株>
6月5日の日本株は、前日のアメリカ株急上昇を受けて、朝から大きく上昇し、終日強い動きでした。日経平均株価の終値は前日比367円56銭高の20776円10銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大幅に上昇しました。

値上がり銘柄3217に対し値下がり銘柄536と全面高に近い展開、年初来高値更新銘柄は31、年初来安値更新銘柄は13でした。

ADA指数はマイナス5.6%となり、前日のマイナス20.0%から大幅にマイナス幅が縮小しました。空売りの買い戻しに加え、新規の買いもそこそこ入れました。でもまだ空売りもかなり残っています。

<流れについていくのが大事>
個別銘柄の年初来高値更新銘柄数、年初来安値更新銘柄数をみても分かるように、昨日の反発は、これまで株価が値下がりを続けていた弱い銘柄が中心でした。とはいえ、反発により株価が25日移動平均線を超えたものについては、淡々と空売りの買戻しを続けました。

私自身も、日経平均株価がもう少し下がって19000円近辺まで落ちると想定してポジションを組み立てていましたが、想定より早く、昨日大幅高となりました。

となれば、「この反発は一時的だ!またすぐ下げに転じるはずだ」などと思って空売りを買い戻さなかったり、さらに空売りを積み増すのではなく、何も考えずにルールに従って淡々と行動すべきです。

私であれば、保有株が25日移動平均線を割り込んだら売却、空売りしている株が25日移動平均線を超えたら買い戻し、というルールです。
そして、決算発表等で株価がいきなり急騰して買いそびれた銘柄が、調整局面で株価が25日移動平均線に接近したタイミングで新規買いする、というのも大事です。

強い株は、反発局面になると他の株より大きく上昇する可能性が高いです。そして、そもそも決算発表の数字が良かったため急騰したわけですから、今後の株価上昇も期待できるというわけです。

下げの局面では、下降トレンドになった保有株を売却することはもちろんのこと、買いそびれた銘柄が投資すべきタイミングに来ていないかをしっかりと観察し、チャンスを逃さないことも重要です。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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