まだ下げないかー2019年3月15日の日本株と今週の投資戦略

<3月15日の日本株>
週末3月15日の日本株は、引けにかけ少しダレたものの終日プラス圏をキープし、日経平均株価の終値は前日比163円83銭高の21450円85銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は下落しました。

値上がり銘柄2315に対し値下がり銘柄1365と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は19、昨年来安値更新銘柄は28でした。

ADA指数はマイナス13.8%となり、前日のマイナス18.5%から上昇しました。株価が下がらないため、空売りの買い戻しおよび若干の新規買いを実行しました。

 

<アメリカ株が強い間は下がらないか>
個別銘柄をみると、やはり相変わらず強い銘柄と弱い銘柄が混在しています。強い銘柄は高値更新まで至るものはほとんどないものの、順調に上昇トレンドをキープしています。一方、今年に入ってから横ばいだったり、安値更新している弱い銘柄も全体の3分の1はある印象です。

このため私は、上昇トレンド銘柄を買い、下降トレンド銘柄を空売りするロング・ショートを今年に入ってから続けているわけですが、空売り銘柄にあまり下がらなかったり、突然急上昇したりするものが結構あるため、それらの損切りがやや膨らんでいる状況です。

この原因はやはりアメリカ株が強いことにあると思います。アメリカ株に比べて日本株は明らかに弱いのですが、それでもアメリカ株が上昇を続ける間は、同じように上昇することは難しいものの、下がりもしないという状態が続きそうです。

もちろん、個別銘柄ごとに日々の株価の動きを確認し、変化があればすぐ対応できるようにしていますが、結局は方向性がはっきりしない動きのためポジションを膨らませすぎないようにして、逆の目が出た場合の損失を小さくする方が先決かな、と思っています。
無理をして勝負にいき、討ち死にした結果、やがてくるはずのチャンスに乗れなかったら、何のために株式投資をしているのだ、ということになってしまいますから。

あと、3月末が近づき、配当金狙いの買いが入ってくる可能性もあります。銀行、証券など配当利回りが高い銘柄は、一時的に買われるかもしれませんので空売りをする際は注意しておくべきかな、と思います。ただ、個人的には配当金狙いの買いを入れて権利落ち日まで持っていると、配当金以上の株価下落をすることも多いため、今からの配当金狙いの買いはお勧めしません。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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