<今日の日本株>
2月13日の日本株は、日経平均株価が朝方から21000円台を回復するなど前日に続き強い動きとなり、終値は前日比280円27銭高の21144円48銭となりました。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄2370に対し値下がり銘柄1303と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は12、昨年来安値更新銘柄は15でした。
ADA指数は9.6%となり、前日の3.1%から上昇しました。新規買いも少しありましたが、中心は空売りの買い戻しによる上昇です。
<かい離率が高い銘柄を今から買っても間に合うか?>
個別銘柄をみると、デジタルアーツ(2326)、ベネフィット・ワン(2412)、SBSホールディングス(2384)が高値更新となるなど強い銘柄は相変わらず強い、という感じです。
また、25日移動平均線を超えた後株価が上昇を続けていて上昇トレンドが継続している銘柄も多数あります。
では、そうした上昇トレンドの銘柄を今から買っても間に合うか、という点ですが、将来の予想をしても当たらないので、間に合うかもしれないしすでに遅いかもしれない、としか言えません。
ただ、私自身はすでに25日移動平均線からのかい離率が大きい銘柄については現時点で新規買いするつもりはありません。
ADA指数は10%弱ですが、概ねの内訳は買いが30%、空売りが20%となっています。もし今後さらに株価が上昇することになれば、空売りの買い戻しを進めることになるため、ADA指数は30%に近づきます。それ以外に多少の新規買いもすると思いますので、マックスで50%くらいは行く可能性があります。
一方、昨年9~10月のように、日経平均株価が高値更新した後にはしごを外されたように急落したことも記憶に新しいです。
今は外国人が日本株に資金を投入しつづけて買い上がっているという状況ではありませんから、あまりポジションを膨らませて無理はできないな、というのが私の感触です。
もちろん、今から強気で買い向かってフルポジションを構築した結果、大きな株価上昇により大きな利益を得られる可能性もあるでしょう。でも個人的にはその可能性に賭ける時期ではなく、逆に突然の株価急落に常に備えておく時期ではないかと思います。
上で述べたように、私自身、買いポジション自体はすでに30%あるので基本はこの株が上昇する限り持ち続ければ、それで十分かな、と考えています。
日経平均株価は戻り高値を明確に更新、一方のTOPIXは、ほんのわずかだけ戻り高値を超えている状況です。日経平均株価主導の株価上昇は短命であることも多く、戻り一巡後の株価の動きを注視していきたいです。
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