<今日の日本株>
2月6日の日本株は、日経平均株価が21000円をうかがう動きとなったものの上値は重く、終値は前日比29円61銭高の20874円06銭でした。
TOPIXは小幅安、マザーズ指数は上昇しました。
値上がり銘柄1806に対し値下がり銘柄1823とほぼ均衡、昨年来高値更新銘柄は6、昨年来安値更新銘柄は11でした。
ADA指数は34.7%となり、前日の33.9%とほぼ変わらずでした。多少の銘柄入れ替え等はありますが、基本的にはこれ以上どんどんポジションを増やすつもりは今のところありません。
<指数が伸び悩んでも個別銘柄が強ければ問題ない>
日経平均株価は21000円の壁をなかなか突破できずにいますが、個別銘柄はそこそこ堅調な動きのものが多いです。
以前、内需系中小型成長株の多くが右肩上がりに上昇していたとき、日経平均株価が横ばいであってもそれらの銘柄は上昇を続けていました。
つまり、日経平均株価が上昇しないとか、少し下落したからと言って、上昇トレンドが続く強い銘柄までも売却してしまう必要はないということです。少なくとも私はその方針で投資しています。
逆に、私はZOZO(3092)やサイバーエージェント(4751)などは空売りしていますが、これらのような直近安値を更新する弱い銘柄については「割安」と思って下げ途中を買い向かうことはせず、買うのであれば上昇トレンドに転じてから買えばよいのです。
割安というのは自分がそう思っているだけで、株価が値下がりしているのはプロや外国人投資家が売っている表れです。売りたい投資家がたくさんいるのに買い向かっても勝てません。買うのであればその波が収まるのを待ってから買えばよいですし、そもそも業績が悪化したのであればすでに投資対象として魅力がなくなっているわけですから無理に買う必要もないと思います。
そろそろ相場全体は頭打ちになってもおかしくないので、強い銘柄は保有を継続しつつ、25日移動平均線を割り込んだ弱い銘柄から空売りも実行し、ロング・ショート戦略を再び本格させるつもりです。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。