<11月9日の日本株>
週末11月9日の日本株は、朝方こそ前日終値近辺で推移したものの、その後は下げに転じました。日経平均株価の終値は前日比236円67銭安の22250円25銭でした。
TOPIXも下落しましたが、マザーズ指数は小幅に反発しました。
値上がり銘柄1724に対し値下がり銘柄1932とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は21、年初来安値更新銘柄は25でした。
ADA指数は24.5%となり、前日の34.0%から大きく低下しました。25日移動平均線を割り込んだ保有株を売却するとともに、25日移動平均線近辺で頭打ちとなった銘柄を空売りしました。
再びロング・ショート戦略に戻った格好です。
<指数も多くの銘柄も25日移動平均線の攻防に>
個別銘柄をみると、決算発表シーズンも佳境を迎えており、決算の結果により株価が乱高下する銘柄が目立ちます。
また、決算発表後の動きもまちまちで、強い銘柄と弱い銘柄が混在しています。
日経平均株価やTOPIXはちょうど25日移動平均線付近に株価が位置していて、個別銘柄の多くも似たような株価位置です。
ひとまず10月下旬の下落からリバウンドし、25日移動平均線で一旦上昇がストップという良くある動きをしています。
重要なのはここからです。今は上にも下にもどちらに行ってもおかしくない形です。この後方向性が明確になった方についていくのです。
もし上にいったら買い優勢、下に行ったら売り優勢ということです。ただ、個別銘柄により株価の動きが異なりますので、現時点で上昇トレンドにある銘柄は保有を続け、下降トレンドにある銘柄は空売りをし、株価がどう転んでも対応できるようにしています。
ここから株価がどうなるか、正しく予想できる人などいません。予想するのではなく、25日移動平均線近辺で足踏みした状態から上と下のどちらに動くかを見極めたうえで追随していけばよいのです。
週明けは安く始まりそうですが、25日移動平均線で頭を押さえられて再び下げに転じた銘柄については寄り付きがあまり安くならない限りは空売りを実行したいと思っています。
今はどう動いてもおかしくない動乱の時期にまだあります。くれぐれも無理をしないようにしてください。今が絶好の買いチャンスではないことは間違いありません。
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