<今日の日本株>
3連休明けの9月18日の日本株は、朝方こそ安く始まったもののすぐに切り返して上昇に転じ、後場に入ると一段高となりました。日経平均株価の終値は前日比325円87銭高の23420円54銭でした。
TOPIXも大幅高、マザーズ指数も上昇しましたが上昇率は大きくありませんでした。
値上がり銘柄2731に対し値下がり銘柄1017と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は76、年初来安値更新銘柄は25でした。
ADA指数は53.5%となり、先週末の10.2%から大幅に上昇しました。多くの銘柄が上昇トレンドに転じたことにより、新規買い、ヘッジ空売りの買い戻しおよび純粋な空売りの大部分を買い戻ししたことによります。
<日経平均株価主導の株価上昇の可能性>
個別銘柄をみると、朝日インテック(7747)、アリアケジャパン(2815)、ソニー(6758)、丸紅(8002)など高値更新となる銘柄が少しずつ増加しています。
とはいえ、値下がり銘柄も1000を超えていて、年初来安値更新銘柄もまだ25銘柄あるという状況であり、全面高の状況にはなっていません。
マザーズ指数の上昇率が小さいことからも、中小型成長株よりも東証1部大型株の方が上昇の中心となっていることが分かります。
これを受け、私自身も銀行、証券、商社、鉄鋼、海運といった東証1部大型株をいつもより多めに組み込みました。
日経平均株価主導での上昇は、得てして日経平均株価と一部の銘柄のみが上昇し、新興市場銘柄や中小型株の銘柄の上昇はわずかであることが多いです。
長い目でみれば、中小型成長株への投資が最も利益が大きくなるはずですが、時期によっては大型株優位のときもあります。
日経平均株価主導の上昇のときであっても利益を得たいのであれば、中小型成長株ではなく東証1部大型株を中心に買い、かつ日経平均株価連動型のETFや日経平均先物へ投資する必要があります。
ところで、今日はADA指数が10%台から50%超へと一気に上昇しました。これは私自身が、日経平均株価が23000円を明確に超え、横ばいトレンドから新たな上昇トレンドに入ったと判断したからです。
9月12日には年初来安値更新銘柄が300近くもあった状況から、今日は年初来高値更新銘柄が76に達するなど、わずか4営業日で日本株の状況は大きく変わりました。
こうした変わり目で、しっかりと行動をしないと、大幅上昇に出遅れたり、大幅下落に巻き込まれたりします。間違えないでいただきたいのは、例えば9月12日の時点で、23000円を明確に超えると「予想」して動いてはならないということです。
9月12日のような最大限の守りが必要な状況で、「ここから大きく上昇する」と予想するのは投資ではなく単なる賭けにすぎません。賭けがが外れてさらにそこから大きく下落したら、多額の損失を余儀なくされてしまいます。
個人的には、ターニングポイントは9月14日に日経平均株価が23000円の壁を超えたところです。それを受けて、私は本日9月18日に新規買いおよび空売りの買い戻しを一気に進めたのです。
守るべきときは守る、しかし攻め時が来たら一気に攻める・・・これが株式投資で利益を得るために必要なことです。昨日まで弱気を貫いていたのが、今日になり強気に転じる、という切り替えができるようにしてください。相場環境が急変することは良くある話で、私たちはそれに投資行動を合わせていかなければいけないのですから。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。