<今日の日本株>
週明け8月27日の日本株は、朝からじり高の展開となり、日経平均株価の終値は先週末比197円87銭高の22799円64銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄3017に対し値下がり銘柄718とほぼ全面高に近い展開でした。年初来高値更新銘柄は49、年初来安値更新銘柄は11でした。
ADA指数は42.9%となり、先週末の22.3%から大きく上昇しました。上昇トレンドに転じる銘柄が増加したため新規買いをしたり、純粋な空売りを買い戻したりしたことによります。
<23000円の壁突破なるか>
個別銘柄をみると、MonotaRO(3064)、リクルートホールディングス(6098)など、高値更新となる銘柄もでています。
また、下降トレンドから上昇トレンドに転じる銘柄が日々増加している状況です。
さらには、ブロードバンドタワー(3776)、オルトプラス(3672)など、業績が良くないにもかかわらず株価が急騰するものがいくつも出てきています。
これは、相場環境が良くならないとあまり起こらない現象です。
それまでとは違った変化を感じたのが8月22日(水)、それから4日間連続で、日本株は良い動きが続いています。
日経平均株価は明確に25日移動平均線を超えてさらに上昇していますし、マザーズ指数もかなり久しぶりに明確な25日移動平均線超えを果たしました。TOPIXは出遅れていてようやく25日移動平均線まで戻った状況です。
先日、日経平均株価が今まで何度も跳ね返されている23000円近辺の壁を超えてくることが強気に転じるサインであるが、上昇トレンドに転じた銘柄はある程度積極的に買っていくべき、というように書きました。私自身、ADA指数が一時マイナス28.6%まで達したのが現在はプラス42.9%となっていることから分かるように、一時はほぼゼロに近かった保有株が再び増加しています。
私自身は、チャンスが到来しているという認識でいますから、株価が上昇すれば利益が増えるように株保有の割合を増やしています。
下降トレンドでは損失が膨らまないように保有株を減らし、上昇トレンドでは利益を得るために保有株を増やす。非常に単純なことですが、実際にこれができている投資家はあまり多くありません。トレンドに応じた投資金額の増減で、攻めと守りにメリハリをつけることが重要です。
ただ、今回の株価上昇が単なる戻りの可能性もありますから、あまり高値掴みをしないように注意しましょう。短期的には上昇のピッチが速いので少し調整が入る可能性もあります。25日移動平均線からのプラスかい離が大きい銘柄への買いは慎重に行った方が良いと思います。
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