引き続き守り優先でー2018年7月4日の日本株

<今日の日本株>
7月4日の日本株は、前日終値付近まで戻す局面もあったものの、終日弱含みの動きとなりました。日経平均株価の終値は前日比68円50銭安の21707円04銭でした。
TOPIXは小幅高でしたが、マザーズ指数は下落しました。

値上がり銘柄1462に対し値下がり銘柄2225と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は6、年初来安値更新銘柄は407でした。

ADA指数はマイナス17.2%となり、前日のマイナス18.8%から少し上昇しました。空売りしている銘柄のうち明確に反発しているものを買い戻しするなどしたためです。

 

<ここからの空売りは?>
個別銘柄をみると、私のウォッチ銘柄の中で高値更新をしているものは皆無でした。一方、年初来安値更新銘柄が400超と、明確な下げ相場は続いています。

このブログをご覧いただいている個人投資家の方は大丈夫だと思いますが、年初来安値を更新している銘柄を「そろそろ反発するだろう」とか「業績は良いから売る必要ない」などと持ち続けていると、どんどん損失が膨らんでしまいます。

何度も繰り返して申し上げていることですが、年初来安値を更新するはるか前の、25日移動平均線を割り込んだところで一旦売却すれば、損失が膨らむことはないのです。そして、反発して再度25日移動平均線を超えたら買い直せばよいのです。

こんな簡単で単純なことができるかどうか、たったこれだけの違いで大きな差がついてしまうのが株式投資なのです。

ところで、私は現時点で多少の空売りを行っていますが、ここから新規に空売りをすることについては慎重な姿勢です。

なぜなら、確かに下降トレンドが続いている銘柄ばかりですが、そろそろ底打ちして反発する可能性も十分あるからです。今から空売りするにはタイミングとして遅いという認識です。

もしここから空売りするとしたら、25日移動平均線からのかい離率が小さい(3%程度)もの、できれば25日移動平均線を割り込んだばかりのものを私であれば選びます。

とにかく、買いと一緒で、損切りとなった場合(25日移動平均線を超えた場合)の損失ができるだけ小さくなるものを空売りすべきと思います。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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