新興市場はボロボロー2018年6月6日の日本株

<今日の日本株>
6月6日の日本株は、朝方マイナススタートだったもののその後はじり高の展開となりました。
日経平均株価の終値は前日比86円19銭高の22625円73銭でした。
TOPIXは小幅高、マザーズ指数は今日も大きく下落しました。

値上がり銘柄は1718、値下がり銘柄は1890とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は56、年初来安値更新銘柄は54でした。

ADA指数は43.6%となり、前日の55.8%から大きく低下しました。保有株の中に25日移動平均線を割り込むものが続出したため、売却を行ったことによるものです。

 

<ここからやるべきこととは>
個別銘柄をみると、インフォマート(2492)など高値更新となる銘柄もあるものの、私が主力としている内需系中小型成長株は大部分が下落し、中には大幅安となったものも少なくありませんでした。

マザーズ指数は終値ベースで安値更新となっていて、個人投資家の感覚としては、日経平均株価よりもこちらの方が実感に近いのではないでしょうか。

こうなってくると、逆風が収まるまで守りに徹するしかありません。25日移動平均線を割り込んだらしっかりと売却しておかなければ、どこまで下がるか分かりません。
一旦売却したのち、再び25日移動平均線を超えたら買い直せばよいだけですから、変に意固地になって「そろそろ下げ止まる」とか「日経平均株価や他の銘柄が強いから、そのうち私の保有株も上昇するはず」として下降トレンドに転じた銘柄の保有を続けない方がよいです。

株というものは上にも下にも行き過ぎるものですので、根拠に乏しい判断をするのではなく、客観的ルールで淡々と売買した方が大ケガを避けることができます。

さて、主力としている内需系中小型成長株が弱い動きになっている一方、年初来高値を更新している銘柄も少なくありません。そこで、今後考えられる戦略を3つ挙げておきます。

1.保有している内需系中小型成長株は下降トレンドに転じたら売却し、上昇トレンドへの転換を待って買い直す

2.買いそびれた株が調整して25日移動平均線からのかい離が小さくなった場合は新規買いしてみる。25日移動平均線を割れたら売却

3.内需系中小型成長株以外にも、上昇トレンドの銘柄については業績や成長性はあまり気にせず積極的に買ってみる

私自身は、上記3つを組み合わせてて当面の相場を乗り越えるつもりです。

いずれにせよ、今は利益を得られる相場環境ではなく、損をして当たり前です。その損をできるだけ小さく抑え、次のチャンスでしっかりと取り返す、というように気持ちを切り替えてください。

利益を得られない環境で、無理をして利益を取りに行こうとすると、大きな損失のもとになりますので十分注意しましょう。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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