<4月6日の日本株>
週末4月6日の日本株は、一時プラスで推移する場面もありましたが終値ではマイナス引けとなりました。
日経平均株価の終値は前日比77円90銭安の21567円52銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1214に対し値下がり銘柄2438と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は105、年初来安値更新銘柄は53でした。
ADA指数は53.7%となり、前日の47.0%から上昇しました。上昇トレンドの銘柄を新規買いしたり、空売りを買い戻したことなどによるものです。
<強い銘柄を持ち続けることは問題ないが・・・>
個別銘柄をみると、エス・エム・エス(2175)、エムスリー(2413)、イー・ガーディアン(6050)、ベクトル(6058)など高値更新となる銘柄も数多くありました。
その一方、年初来安値更新銘柄も53あり、二極化相場が続いています。
日経平均株価も少しだけ25日移動平均線を超えた程度で横ばいに近い動きであり、明確な方向性が出ていません。
このような状況で、必要以上に売買をすると、「買い→すぐ下がって損切り→また上昇して買い」の悪循環となってしまいますし、かといって損切りしなかったらさらに株価が下がって塩漬けになってしまうことも大いにあります。
移動平均線も右肩上がりに上昇して、株価も上昇トレンドが続いている銘柄については、上昇トレンドが続く限り何も心配せず保有を続けていればよいと思います。
一方、トレンドが横ばいになっているなど、方向性が明確に生じていない銘柄については、買い→損切りのループに陥りやすいので、25日移動平均線を超えたとしても安易に飛びつかない、買うにしても予定数量の半分だけまずは買ってみるなど、小さい損失が重ならないような工夫が必要です。
やはり、強気になれるのは日経平均株価もTOPIXもマザーズ指数も明確な上昇トレンドになり、個別銘柄の多くも上昇トレンドになったときだけです。方向感の乏しい今のような状況では、明確に上昇トレンドにある強い銘柄に注力することが得策です。
とはいえ、25日移動平均線を超えた直後に買うことで、非常に良いタイミングで買えることにつながるケースも少なくありません。
それを狙うのであれば、株価が方向感定まらず行ったり来たりしている銘柄よりも、逆にしばらく低迷していた株価が持ちあがるような動き、例えばペッパーフードサービス(3053)、スタートトゥデイ(3092)のような形の方が、今のところは株価が伸びている印象です。
今は株価の動き自体が全体的に不安定ですから、無理にあれもこれもと手を出さずに、強い銘柄のみ保有して、後は全体が上昇するような、分かりやすい相場環境になるまで待つのも1つです。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。