まだ下降トレンド銘柄多数ー2018年3月27日の日本株

<今日の日本株>
3月27日の日本株は、前日のアメリカ株の上昇を受け、朝から大幅高で始まり、その後も上値を追う展開となりました。
日経平均株価の終値は前日比551円22銭高の21317円32銭でした。
TOPIXも大幅高となりましたが、マザーズ指数は伸び悩みました。

値上がり銘柄3310に対し値下がり銘柄492と全面高の展開、昨年来高値更新銘柄は24、昨年来安値更新銘柄は9でした。

ADA指数は23.7%となり、前日の12.7%から大きく上昇しました。25日移動平均線を超えて反発する銘柄が結構あったため、それらのヘッジ空売りを外したり新規買いしたりしました。

 

<個別銘柄の株価のトレンドは?>
個別銘柄をみると、パーソルホールディングス(2181)、ビジョン(9416)、青山財産ネットワークス(8929)など、早速高値を更新してきた強い銘柄もわずかながら見受けられました。

ただ、まだまだ大部分の銘柄は25日移動平均線の下に株価が位置しており、下降トレンドのままとなっています。

ところで、例えば現時点で投資可能資金の大部分を投じて株を買い、株価が反発に転じ上昇を続けたら、大きな利益とすることができます。

でも私は、あくまでも上昇トレンドになった銘柄のみを買っていて、投資可能資金のうちの一部しか枠を使っていません。

なぜなら、やはり「下降トレンドのうちは、株価がそこから下落しやすい」からです。

確かに現時点で下降トレンドのままの銘柄を含め、勝負をかけて大量に株を買い、それが成功すればよいでしょう。でも、失敗したときのことを考えると、そうした勝負をするべきではありません。同じことを繰り返していればいつかは大きな失敗をして、資金を大きく減らしてしまいます。

株式投資で大きな利益を得ることは、ある意味簡単です。どこかのタイミングで勝負をかけて大量に資金を投下し、そこから首尾よく株価が大きく上昇すればよいだけです。

でも、大きな利益を狙うことをどんなときも繰り返していると、いつかは失敗して財産を大きく失うことになります。「常に大きな利益を狙う=大きな損をするリスクが高まる」ということなのです。

私は、株式投資は一攫千金を目指すのではなく、コツコツと利益を積み重ね、大相場など大きく取れるときは取り、最終的に大きな利益にする、というスタンスの方が、結果的にはより多額の利益を残せると思っています。これは私の20年の投資経験から言えることです。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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