<今日の日本株>
週明け3月26日の日本株は、朝方こそ日経平均株価が300円近く安く始まったものの、引けにかけて上昇に転じ、終値は先週末比148円24銭高の20766円10銭でした。
TOPIXも上昇、マザーズ指数は下落したものの下げ幅を朝方より大きく縮めておわっています。
値上がり銘柄1785に対し値下がり銘柄1943とほぼ拮抗、昨年来高値更新銘柄は5、昨年来安値更新銘柄は172まで増加しました。
ADA指数は12.7%となり、先週末の22.9%からさらに低下しました。25日移動平均線を割り込んだ銘柄を粛々と売却したことによります。
<反発・反落に一喜一憂しないためには>
個別銘柄をみても、長めの下ヒゲをつけた陽線など、いったんの底打ちの形をつけたものが目立ちます。
今晩のアメリカ株も大幅高ですし、ひとまずは底打ちの動きとなりそうです。
ただ、これを持って早速「投資のプロ」の方々が「日本株、底打ちから急速なリバウンドへ!!」と鼻息を荒くしていますが、現時点で株価が底打ちしたと決めつけるのは早計です。
株価が大きく調整する局面というのは、大幅安の後、大幅高になって「底打ちしたな」と思ったら翌日は再び大幅安・・・というように、非常に激しい動きになります。
でも、こうした動きは、株価が25日移動平均線の下にあるときに出現することが多いです。
そのため、「株価が25日移動平均線の下にある間は、どんなに反発したとしても無視する」というスタンスを取っていれば、下落相場での株価の乱高下に振り回れることもなくなります。
無理に安いところを買おうとするのではなく、25日移動平均線を超えるのを待って、本格的上昇に転じる可能性が高くなってから買っても十分間に合いますし、余計な売買をして余計な損失が膨らむことも抑えられます。
底打ちから急反発する株価の動きをみると、あわてて買いたくなってしまうかもしれませんが、弱い銘柄は25日移動平均線を超えることなく再度下落していきます。最近のジャフコ(8595)や三井住友フィナンシャルグループ(8316)の日足チャートの動きを参考にしてください。
急落で売り→急反発であわてて買い→再度急落であわてて売り・・・というドタバタした動きを避けるために、25日移動平均線を超えるまでは株価がどのような動きをしようが気にしない、というスタンスでいれば、非常に冷静に株価の動きを見ていられますし、売買のタイミングを迷うこともありません。
慌てたり、株価の動きにドタバタさせられるようでは、なかなかうまくいきませんよ。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。