後場にかけ売られる展開に-2017年12月28日の日本株

<今日の日本株>
12月28日の日本株は後場になり売られる展開となり、日経平均株価の終値は前日比127円23銭安の22783円98銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1370に対し値下がり銘柄2280と値下がり優勢でした。年初来高値更新銘柄は141、年初来安値更新銘柄は3でした。

ADA指数は75.9%となり、前日の79.7 %から低下しました。25日移動平均線を割り込んだ銘柄を売却するなどしたためです。

 

<強かった銘柄が弱い動きに>
個別銘柄をみると、nmsホールディングス(2162)、WDBホールディングス(2475)、ハウスドゥ(3457)、フルキャストホールディングス(4848)など、高値更新となる銘柄も少なくありませんでした。

しかし、昨日強かった多くの銘柄が反落していて、私自身は昨日の含み益の多くが今日の下落でだいぶ無くなった形になっています。

年初来安値更新銘柄が3銘柄まで減少しているという点も、弱い銘柄がさらに売られる展開というようにはなっていないことの現れです。

そして、私の保有銘柄の中にも、今にも25日移動平均線を割り込みそうな銘柄が続出しています。

では、これらの銘柄を直ちに売るべきかといえば、決してそんなことはありません。

「もっと下がりそう」と思って、25日移動平均線スレスレのところにある銘柄を売ったところ、翌日から反発を開始した、ということもよくあります。

これは、「もっと下がりそう」という主観をもとに売買するのではなく、あくまでも25日移動平均線を明確に割り込んだら売る、というルールに基づき売買することで避けることができます。

株式投資は、余計な売買をすればするほど利益を得にくくなります。主観をもとに、「もっと下がりそう」とか「もっと上がりそう」といって売買をしていると、必要のない売買をしがちになります。

「こうなったら買う」「こうなったら売る」というルールをしっかり決めて、それに当てはまらない場合は売買をしない、というようにしておけば、不必要な売買をしなくても済みます。

主観で動くのを防ぐためにも、ルール作りは非常に重要です。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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