年初来高値更新銘柄数の高水準続くー2017年12月26日の日本株

<今日の日本株>
12月26日の日本株は、弱含みの小動きとなりました。日経平均株価の終値は前日比46円49銭安の22892円69銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も小幅下落となりました。

値上がり銘柄は1528、値下がり銘柄は2145とやや値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は178と高水準をキープしています。年初来安値更新銘柄は19でした。

ADA指数は73.5%となり、前日の75.2%から少し低下しました。25日移動平均線割れの保有株を売却等したためです。

 
<今のところ戦略に変更なし>
受渡日ベースで本日(12月27日)から実質新年度入りとなりますが、今のところ何か大きな変化の兆候が表れている、ということはありません。

相変わらず強い銘柄は高値更新が続いています。例えばテクマトリックス(3762)、パーソルホールディングス(2181)、新日鉄住金ソリューションズ(2327)、WDBホールディングス(2475)などです。

一方で、全体的には明確な上昇トレンドにある銘柄は半分ほどしかなく、投資する銘柄によっては、全く儲からないという環境です。

今のような二極化相場で利益を得るためのポイントは、「すでに底値から大きく上昇している銘柄を買うことができるかどうか」です。

多くの個人投資家の方は、底値から株価が5倍、10倍に上昇している銘柄をみると、「高くて買えない」となってしまいます。その結果、株価があまり上がっていない銘柄に手を出すものの、今は二極化相場ですからそうした銘柄は一向に株価が上がらないのです。

確かに、底値から大きく上昇した銘柄を買うのは怖いかもしれません。でも、あらかじめ「どうなったら売る/損切りする」というのを決めたうえで買えば問題ありません。

この二極化相場の流れがいつまで続くか分かりませんが、これが続く限り、底値から大きく上昇しても買う、ということができなければ利益を得ることができないという厳しい相場環境が続くことになります。

なお、高いところを買うというのは、移動平均線から大きくかい離しているところを買うという意味ではありません。高値掴みはくれぐれも避けるようにしてください。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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