<11月10日の日本株>
週末11月10日の日本株は、値下がりながら意外と底堅い展開となり、日経平均株価の終値は前日比187円29銭安の22681円42銭でした。
TOPIXも下落しましたが、マザーズ指数は上昇しました。
値上がり銘柄1412に対し値下がり銘柄2240と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は前日の423から大きく減少して94でした。年初来安値更新銘柄は10でした。
ADA指数は64.0%となり、前日から少し上昇しました。下降トレンドの銘柄を売却する一方、上昇トレンドが続いていて今までなかなか買えなかった銘柄を少し買い仕込みました。
<保有株は売るべき?>
個別銘柄をみると、年初来高値更新銘柄はさすがに急減したものの、アルコニックス(3036)、ツルハホールディングス(3391)、IBJ(6071)、パンチ工業(6165)など高値更新となる銘柄も少なくありませんでした。
とはいえ、多くの銘柄は9日木曜日に株価が天井を付けた形となっていて、ここからの調整局面入りも考えられます。
では、ここから調整局面に入るのなら、保有株は一旦売っておくべきなのでしょうか。
私はそうは思いません。もちろん25日移動平均線を割り込んだものは売却すべきですが、25日移動平均線より株価が上にあり、上昇トレンドが継続しているならば私なら保有を続けます。
なぜなら、ここから本格的な調整局面に入るかどうかは「分からない」からです。
分からないものに賭ける、ということを続ける投資は、もはや投資ではなくギャンブルです。
そうではなく、常に揺るぎないルールに従って行動をすべきなのです。
私のルールは、上昇トレンドにある銘柄は保有を続ける、ということです。ですからここから調整が進んで下降トレンドになれば保有株を売却するだけです。
もし、ここから本格的な調整局面が来ると踏んで上昇トレンドにもかかわらず保有株を売却し、その翌日から株価が急騰したらどうするのですか?
バブル相場では、早くに保有株を手放してしまうと、もう買い直すチャンスが来ない、ということも往々にしてあります。
2013年前半のアベノミクス相場も、半年で資産を何倍にも増やすことができるチャンスでしたが、それができた個人投資家はわずかでした。
なぜなら、株価が大きく上昇する過程で、途中で売却してしまうからです。
株価のトレンドが続く限り保有を続けることができなければ、決して株式投資で大きな成果をあげることはできませんよ。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。