＜今日の日本株＞
10月25日の日本株は、後場になり突然売られる展開となり、日経平均株価の終値は前日比97円55銭安の21707円62銭でした。
TOPIX、マザーズ指数もともに下落しました。
これにより、日経平均株価の連続上昇記録は16連騰でストップしました。
値上がり銘柄1293に対し値下がり銘柄2368と値下がり優勢でした。年初来高値更新銘柄は268にまで膨らみましたが、これは前場高い時間帯に付けたものが多く、その後の下落で陰線引けとなったものが多数でした。年初来安値更新銘柄は3でした。
今日のADA指数は77.3％となり、前日の79.6％から少し低下しました。とはいえ弱気になったわけではなく、新しくほしい銘柄が出てもこのままでは買えないので（ADA指数80％前後をMAXに設定しているため）、一部銘柄を売却しただけです。
＜成長株も、銀行株も上昇＞
個別銘柄をみると、昨日高値を更新したRIZAPグループ（2928）やペッパーフードサービス（3053）が本日も大幅高、またアイ・アールジャパンホールディングス（6035）など中小型内需系成長株に再度資金がむかいつつある感触です。
一方、大手銀行株も軒並み直近高値を超えてきており、こちらも今後のさらなる大幅高が期待できる印象です。
もし、今後日本株に大量の投資資金が入ってきた場合、資金規模が大きいために中小型成長株では受け止められません。そうなったときは、銀行株など大型株が資金の受け皿になるため、大型株が上昇しやすくなります。
私は今のところは、中小型株中心に、銀行株、証券株など大型株を２～３割といった感じですが、今後の値動き次第でこの比率を変動させていこうと思っています。
日経平均株価の連騰は止まりましたが、個別銘柄の循環物色で、相変わらずの強気局面を大いに期待しています。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。
