個別銘柄もやや伸び悩みの動き目立つ-2017年7月25日の日本株

<今日の日本株>
7月25日の日本株は、朝方高かったものの次第安となり、日経平均株価の終値は前日比20円47銭安の19955円20銭でした。TOPIXも下落しましたが、マザーズ指数は上昇しました。

値上がり銘柄1577に対し値下がり銘柄1919とやや値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は149と相変わらず高水準、年初来安値更新銘柄は9でした。

今日のADA指数は74.9%となり、前日の76.5%からやや低下しました。下降トレンドに転じた銘柄の売却等をしたためです。ほぼフルポジションに近いので、欲しい銘柄がある場合は、かわりに保有銘柄を売ることで、ADA指数がこれ以上大きく上昇しないようにしています。

<決して弱くないが、やや伸び悩みの動き>
個別銘柄をみると、GMOクラウドが調整局面から一気に25日移動平均線を上回ってきたり、カヤック(3904)や山一電機(6941)など高値更新をする銘柄も数多くあります。

ただ、多くの銘柄は、上昇トレンドにはあるものの値下がりするものも多く、一休みといった状況です。

いずれにせよ、上昇トレンドにある銘柄を保有し、下降トレンドに転じたら売却するだけですので、上昇トレンドにある限り、多少株価が下落しようが特に気にする必要はありません。

引き続き、日経平均株価の動きに関係なく、好業績で上昇トレンドが続く銘柄への投資をしていれば問題ないと思います。

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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