今日の日本株(2017年3月15日)

<今日の日本株>
3月15日の日本株は終日弱い動きで、日経平均株価の終値は前日比32円12銭安の19577円38銭でした。TOPIXも下落、そしてマザーズ指数は3%超の大幅な下げとなりました。

今日の値上がり銘柄は853、値下がり銘柄は2647と、全面安に近い状況でした。昨年来高値更新銘柄はだいぶ減って78、昨年来安値更新銘柄はゼロでした。

今日のADA指数は62.2%となり、昨日の77.0%から大きく低下しました。新興市場銘柄を中心に、25日移動平均線を割り込む銘柄が続出したため、それらを売却した結果です。

<マザーズ指数は今年に入って初の25日移動平均線割れ>
今日のマザーズ指数は、前日比36.38ポイント安の1035.79でした。実は、マザーズ指数は今年に入ってからずっと25日移動平均線の上にあり、上昇トレンドが続いていましたが、ついに今日25日移動平均線を割り込みました。

これを反映してか、新興市場銘柄を中心に、株価が大きく下落したものが目立ちました。
ファインデックス(3649)、VOYAGE GROUP(3688)、ユナイテッド(2497)などは25日移動平均線を明確に下回っていますし、そーせいグループ(4565)、アイリッジ(3917)など、すでに25日移動平均線を割り込んでいた銘柄については、下げが加速しているような状況です。
こうした動きをみると、特に新興市場銘柄は、25日移動平均線割れで売却しておかないと、本当に怖いなと改めて感じます。

一方、東証1部銘柄については、大きく崩れたような銘柄はあまり見当たりませんでした。とはいえ、新興市場銘柄の資金が東証1部銘柄に流れているような感じもしないですし、そもそも新興市場銘柄に流入していた資金は、東証1部銘柄を買い上げるためには小さすぎるのも事実です。

<暴落はある日突然に・・・>
今日は、今年に入ってから株価が3倍になり、上昇トレンドを続けてきたディー・ディー・エス(3782)が突如ストップ安、23%の下落率となりました。
この銘柄を25日移動平均線超え直後に買っていたならば、今日の急落も致し方ない、というところですが、もし昨日とか、今日の寄り付きに買っていたら、1日で20%以上の含み損を抱えてしまうことになったわけです。

なぜそうなってしまうか、それは25日移動平均線からのかい離率が高い状況で新規買いをするからです。昨日の時点で、25日移動平均線からのかい離率は約50%にも達していました。この状況から新規買いするのは自殺行為です。

毎日順調に株価が上昇している銘柄であっても、暴落はある日突然に起こります。いつそうなっても大きなダメージを受けないようにするためには、25日移動平均線からのかい離が大きい、具体的には10%超の場合、新規買いは見送る、という決断が必要です。

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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