ご質問の回答(18)

ご質問いただき、ありがとうございます。以下にご回答いたします。

<ご質問1>
株に関しまして、次の点をお尋ねいたします。
1.株の情報発信は有料でもされていますか?
2。講演会への参加方法について

<回答1>
1.につきまして
現状、有料での情報発信は行っておりません。
なお、初夏ごろを目途に、「株式投資塾」(仮称)を開講する予定です。詳細が決まりましたら本ブログにてご案内しますので、今しばらくお待ちくださいませ。
2.につきまして
セミナー等のご案内は、本ブログにて行います。現時点では、3月下旬~4月の開催を予定していますが、まだ未定です。

<ご質問2>
お邪魔します。毎日のご教示、心からおれいもうしあげます。
過日の楽天講座では私たちに武器「株式トレンド分析法」を授けていただきました。先日のブログでは「株式投資は考えるものではありません!パターンで売買するものです」も伝授いただきました。
お蔭様で迷える子羊から迷いの減った老羊に少し変貌できつつあります。売買は「25日」を基準にし、損切もそれなりに平気になりつつあります。
しかし今一つの疑問と「手がかりを何から掴むのか」で苦労しています。先生は「武器を持って戦う」とも言われますが「本当の戦う相手は何ですか、相手は誰ですか」お教えください。
次に「強い銘柄に乗って行かないと勝てない」とも教えてくれました。今の私には「何が強い業種で、どれが強い銘柄かを見つける手がかりがはっきりしません。お教えください。
取りあえずは金融の「野村とUFJが直近高値を超えたら買い増しを」とかんがえていますが金融以外では何が強いのか何を手がかりにすればいいのか・・・大型株?2部?マザーズ?・・・なんもわかりません。でも「ファンダメンタルと株式トレンド分析法
」でなんとかやれています。足立先生のお蔭です。
長くなってしまいました。すみません。
ご健康にて日々在られますことをお祈りしておりす。
失礼します。

<回答2>
まず、「本当に戦う相手」とは、「自分自身」です。特に相場が大きく変動するとき、マーケットの雰囲気に流されて、自分自身の行動が揺れ動いてしまうことが大失敗につながります。
そこで、自分自身で売買のルール(できるだけ客観的なもの)を決め、それを実行することが求められます。
どんなに相場が大きく動いても、そのルールに従って行動すれば、マーケットに振り回されることなく、冷静に行動ができます。
私のルールは、25日移動平均線を超えたら買い、割り込んだら売り、というシンプルかつ「25日移動平均線」という客観的なものを使っています。でも、こんな簡単なことすら、多くの人がなぜかできません。ですから、これができるだけで簡単に個人投資家の中で上位に行くことができます。

後半部分は、「強い銘柄」とは、株価が25日移動平均線の上にあり、かつ右肩上がりで上昇している銘柄です。私は日々400銘柄の株価チャートをみていますから、そうした銘柄はたくさん見つかります。
400銘柄はさすがに大変でしょうから、業種・市場などできるだけ固まらないように50銘柄から100銘柄くらい選定し、株価チャートを毎日見ます。そうすると、その中に強い銘柄がいくつか見つかります。そこから特徴やヒントを感じ取ります。
あとは、年初来高値更新銘柄をみて、何か特徴がないか探します。最近化学株に強い動きの銘柄がありますが、実は私のウォッチしている400銘柄の中に化学株はほとんどなく、年初来高値更新銘柄に化学株がやけに多い、ということからその事実に気づきました。
なかなか文章ではお伝えしにくいところですが、株価チャートが右肩上がりになっている銘柄が強い銘柄、ととらえていただいても結構です。

 

 

 

 

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事