今日の日本株(2017年2月13日)

<今日の日本株>
日米首脳会談も特段問題なく過ぎたように見える中、週明け2月13日の日本株はおおむね堅調だったものの、朝高後は伸び悩みの動きとなりました。
日経平均株価の終値は先週末比80円22銭高の19459円15銭でした。TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
実は、日経平均株価やTOPIXが朝高後弱含みとなる中、マザーズ指数は逆に上昇を続けていました。東証1部銘柄が弱くなるとマザーズ銘柄に買いが入るという、典型的なパターンでした。本当は、東証1部、新興市場銘柄ともに上昇する全面高の展開を期待しているのですが。

今日の値上がり銘柄2483に対して値下がり銘柄も1036あり、全面高とは行きませんでした。寄り付き高く始まった後軟調な展開となる、陰線引けの銘柄が多かったように思います。
昨年来高値更新銘柄は231と再びかなり盛り返してきました。昨年来安値更新銘柄は1です。

今日のADA指数は79.7%となり、先週末の74.7%から上昇しました。新規買いやヘッジ空売りの買い戻しなどが要因です。
このあたりでそろそろポジション増加も限界と感じます。つまり完全強気・フルインベストに近い状態です。今後欲しい銘柄が出てきた場合は銘柄入れ替えで対応することになりそうです。

<売買の実例をいくつかご紹介>
私は、本ブログにおいて私自身がどのように株取引を実行しているか、できるだけお読みの皆様に伝わるように書いているつもりですが、まだまだ伝わりにくい部分もあるようです。そこで本日は、実際に私がどのタイミングで新規買いしているかを、具体的にいくつか銘柄を挙げてご紹介します。何かしらのご参考になればと思います。
株価チャートと照らし合わせて、新規買いのタイミングのイメージをつかんでください。

・ワールドホールディングス(2429)、日本管理センター(3276):25日移動平均線を明確に超えたため本日新規買い
・ユナイテッド(2497):2月1日に直近高値1871円超えかつ25日移動平均線を明確に超えたため新規買い(あらかじめ逆指値注文を発注)
・日本冶金工業(5480):本日直近高値を超えているが25日移動平均線とのかい離が大きくなっているのでここからの買いは遅い。2月7日に25日移動平均線を明確に上回ったところで新規買い。
・三井海洋開発(6269):2月9日に1月26日の直近高値を超え、かつ25日移動平均線を明確に上回ったところで新規買い(あらかじめ逆指値注文を発注)
・山一電機(6941)、Jトラスト(8508):もともと保有していたが、本日直近高値を上回り、かつ25日移動平均線とのかい離もそれほど大きくないので本日買い増し。

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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