<今日の日本株>
1月25日の日本株は、アメリカ株の大幅上昇などもあって大きく上昇し、日経平均株価の終値は前日比269円51銭高の19057円50銭でした。TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。マザーズ指数はトランプ相場開始後の高値を更新しています。
値上がり銘柄数は2740、値下がり銘柄数は789と、全面高に近い展開でした。昨年来高値銘柄は113まで増加、昨年来安値銘柄は2でした。
今日のADA指数は60.3%となり、前日の53.6%から上昇しました。上昇トレンドに転換するものにつき新規買いをしたり、すでに上昇トレンドにある銘柄の追加買いをしたりしました。
<NYダウついに20000ドル突破!日本株も追随できるか>
NYダウが、史上初の20000ドルを突破するなど、アメリカ株は非常に強い動きです。基本的に、アメリカ株が強ければ日本株も強いという流れになりますので、日本株もぜひ追随してもらいたいものです。
個別銘柄をみると、ソフトバンク(9984)、日特エンジニアリング(6145)、アドバンテスト(6857)、古河電気工業(5801)、ジェイエフイーホールディングス(5411)など、上値追いの銘柄がさらに増加しています。
また、アドバンスト・メディア(3778)、フュートレック(2468)などの音声認識関連銘柄も直近高値を更新しています。
現時点での印象として、増収増益が続く成長株ではなく、上記の音声認識関連銘柄のように、足元の業績が良くなくとも今後の回復を期待して買われている銘柄が多いように思います。
つまり、ファンダメンタルを重視するのではなく、株価のトレンドを重視した方が利益が得やすいということです。
まだ下降トレンドの銘柄も数多くありますから、すでに上昇が続いている銘柄に乗り遅れた、という方は、無理に上昇途中に飛び乗らなくても、これから上昇トレンドに転換する銘柄を探し、それに投資するという形でも問題ないと思います。特に、トランプ相場開始後大きく上昇し、その後しばらくお休みしている銘柄の再度の上昇トレンド復帰を狙うと面白いのではないかと個人的には感じています。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。