(ご質問)
全6回の楽天セミナーは非常に有意義でした。これまで受けた講座の中で一番具体的で即実践ができました。
質問ですが、25日線を割って逆指値でロスカットになってしまった後に上昇に転じた場合は売った値より高値になりますが買いに向かったほうがいいですか?いつも下ヒゲに引っかかって損切になってしまいます。
(回答)
一度25日移動平均線割れでロスカットになったとしても、再度25日移動平均線を超えて上昇トレンドに転じたならば売値より高くとも買いに向かうべきです。
ロスカットとなった事実と、再度25日移動平均線を超えて上昇トレンドに転じた事実とは全く別の事象であると考えた方が良いです。
ただし、明確な上昇トレンドでないと、ロスカット→買い直し→ロスカット→買い直し・・・という損切りループが起こる可能性があります。これが株価トレンド分析の欠点ですが、ひとたび大相場が来れば簡単に取り戻せますので、私はいくら損切りが積み重なったとしても耐え続けます。
あと、下ヒゲに引っかかってばかりという場合は、あまり逆指値を多用しすぎずに、終値ベースで売買の判断を行うのも1つの方法です。
足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。