ご質問の回答(6)

今月はここ数年来ないほどの忙しさで、ご質問の回答が大幅に遅くなり、申し訳ございません。
今後は早めにご回答できると思いますので、何卒ご了承ください。

 

:25日のオンラインセミナーで聴ければ幸いです。
1 陰線で25日移動平均線を越えて上昇する銘柄の注意点。
2 楽天証券での「逆指値付通常」と「逆指値」の使い分け。
3 逆指値で「指値」と「成行」はどのように使い分けるのですか。
よろしくお願いします。

10月25日のオンラインセミナーで回答したつもりでしたが、記憶が定かでないので改めて回答します。

1.拙著「株価チャートの教科書」121ページをご覧ください。
要点だけまとめますと、終値が25日移動平均線から2%以上上回っていれば上昇ト レンドと判断。それ以外は陰線のローソク足の全部を株価が上回りかつ25日移動平均線から2%上回れば上昇トレンドと判断します。

2.逆指値は、売りの場合は〇〇円「以下」になったら売り、とする注文です。
逆指値付き通常は、逆指値注文(〇〇円「以下」になったら売り)と通常注文(〇〇円「以上」になったら売り)の両方をいっぺんに出すことができる注文です。

3.逆指値の「指値」は、例えば500円を割り込んだら499円で売り、という注文方法です。「成行」は、500円を割り込んだら成行で売り、という注文方法です。
逆指値注文は、ある価格以下(売りの場合)あるいはある価格以上(買いの場合)になったら確実に注文を成立させる目的で出す注文です。指値を使うと、注文が成立しない恐れがあります。したがって、私は逆指値注文は必ず「成行」で発注します。

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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