「トランプ大統領」後の日本株の投資戦略は?

まさかの「トランプ大統領」が誕生し、日本株は大荒れの1日となりました。トランプ大統領誕生に伴い、早速各所で今後の日本株の見通しを専門家が披露しています。

でも、そもそも「トランプ大統領」を予測できなかった専門家ばかりですから、日本株の今後の予測もあまり信用できません。そもそも、専門家によって今後の予測がバラバラですから、必然的にほとんどの専門家が外れる形にはなります。

トランプ大統領になることにより、TPPは破談、アメリカへの輸出依存度が高い企業は今後厳しい会社経営が待ち構えていることでしょう。そのため、さすがに輸出関連株の株価は厳しいかもしれません。結局は為替相場次第なのですが、また円高気味に推移した場合は、内需関連の好業績株が主役となる相場が来るような気がします。日経平均株価がどうなるかは全く想像がつきません。
もちろん相場の先行きは読めませんので、決め打ちはせずさまざまな銘柄の株価をウォッチして、変化に気づいたらブログ等で報告したいと思います。

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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