SNSのある投稿がきっかけで株価が急落した事例としてピーシーデポコーポレーション(7618)がありますが、つい先日も「食べログ」を運営するカカクコム(2371)の株価がSNSの投稿をきっかけにして急落しました。
以前はアルバイト店員の悪ふざけのSNSへの写真付き投稿が原因で、店自体が閉鎖に追い込まれたこともありました。
今は、SNS1つの投稿があっという間に全国に拡散してしまう時代あり、その影響も莫大なものになっています。そのため、株価への影響もより短期間で現れるようになります。
では、保有する銘柄の株価がSNSの投稿をきっかけとして急落した場合、どうすればよいでしょうか。
最近の事例でいえば、ピーシーデポコーポレーションは短期間で株価が60%も下落しました。一方、カカクコムは発覚当日は大きく値を下げたものの、翌日以降は落ち着いた動きです。
このように、株価の下落が続くか、一時的なもので収まるかどうかは後になってみないとわかりません。それならば、一旦売却しておいた方がよいというのが私の考え方です。
もし私だったらどうするか、別の稿にて具体的な行動パターンをご説明したいと思います。
足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。