本日アップされている楽天証券コラム第322回にて、マイナス金利導入決定後の日本株の投資戦略について書きました。
楽天証券コラム第322回
ところが、マイナス金利導入決定による円安効果・株高効果は、発表から1週間もたたずに全てはげ落ちてしまいました。これは、楽天証券コラムを執筆していた時には想定していなかった事態です。
もちろん、好業績が続き、長期的に株価が右肩上がりの銘柄を投資対象とすべきという考え方は変えるつもりはありません。ただ、「株価の安定」という効果が期待できなくなってしまいそうなので、好業績かつ上昇トレンドの銘柄に投資するにしろ、あまり多額を投入せずに、キャッシュポジションを多めに確保すべきだと思います。もしここから株価が再度大きく下落したら、好業績かつ上昇トレンドの銘柄も最後は同じように大きく売られてしまう可能性が高いからです。
足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。