11月21日の日本株
11月21日の日本株は、日経平均株価が寄り付きから大きく下落し、その後も終日弱い動きとなりました。日経平均株価の終値は前日比1198円06銭安の48625円88銭でした。
TOPIXは小幅安、東証グロース市場250指数は小幅高でした。
値上がり銘柄2710に対し値下がり銘柄1389と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は103、年初来安値更新銘柄は10でした。
ADA指数はマイナス0.9％となり、前日の11.2％から低下し、マイナス圏となりました。IT、半導体など日経平均株価の上昇に寄与してきた銘柄群につき、空売りを入れたことなどによるものです。
「その他大勢」は結構強い
個別銘柄をみると、アドバンテスト（6857）、東京エレクトロン（8035）、フジクラ（5803）など、日経平均株価上昇に寄与してきた銘柄群は、水曜日に大幅下落→木曜日に大幅反発→金曜日に再び大幅下落、という経過をたどっているものが多く、結局は週末時点で25日移動平均線を明確に割り込んでいるものが多数となっています。
一方、21日のTOPIXはほぼプラマイゼロでしたし、値上がり銘柄も多く、高値更新銘柄も100を超えていることから、日経平均株価上昇に寄与していない「その他大勢」の銘柄は比較的強く推移したといえます。
仮に、ここから日経平均株価が大きく下落した場合、日経平均株価上昇に寄与していない銘柄の株価はあまり下がらないか、逆に上昇する可能性も結構あるのでは、と今週の動きをみて感じました。
日経平均株価上昇の中、蚊帳の外におかれていた銘柄群の中には、明らかに割安になっているものも少なくなく、こうした銘柄が移動平均線を超えて上昇トレンドになっているのならば、買ってみるのも1つの手と思います。
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