10月10日の日本株
10月10日の日本株は、寄り付きから下落し、その後も下げ幅を広げる展開で、日経平均株価の終値は前日比491円64銭安の48088円80銭でした。
TOPIXも大幅安、東証グロース市場250指数も大きく下落しました。
値上がり銘柄714に対し値下がり銘柄3397と全面安に近い展開、年初来高値更新銘柄は26、年初来安値更新銘柄は11でした。
ADA指数は37.1%となり、前日の47.3%から大きく低下しました。株価下落に伴い、保有株を売却ないしヘッジ売りしたことによるものです。
自公連立解消+アメリカ株大幅安で先物急落
日経平均株価は史上最高値圏からの下げですが、個別銘柄をみると、全体の70%ほどの銘柄がすでに25日移動平均線を割り込んでおり、事実上は下げ相場と言った方がよいと感じます。一握りの銘柄の上昇により、日経平均株価がここまで上昇してきたという感じです。
そして週末日本の株式市場が閉まった後、自民党と公明党の連立解消のニュースが流れて日経平均先物が大きく下落、さらにはアメリカ株の大幅安に伴いさらに売り込まれることとなり、日経平均先物は45200円と、週末の現物より3000円近く下落しました。
火曜日午前4時時点では、日経平均先物の値は47000円近辺まで戻っており、このまま推移すれば週明けの株価は下がるもののパニック売りまではいかずに済みそうです。
ただ、自公連立解消により、今後総理大臣がどうなるかが不透明になっており、政治の空白を嫌気する売りが発生する懸念もあります。保有株は移動平均線割れで売却、新規買いは強い銘柄の押し目買いを狙い、ポジションはあまり膨らませないようにするのが望ましいと思います。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。