8月14日の日本株

8月14日の日本株は、寄り付き後から下落し、その後も下げ幅を広げる展開でした。日経平均株価の終値は前日比625円41銭安の42649円26銭でした。
TOPIXも下落しましたが、東証グロース市場250指数は小幅に上昇しました。

値上がり銘柄1644に対し値下がり銘柄2411と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は106、年初来安値更新銘柄はゼロでした。

ADA指数は39.5％となり、前日の50.2％から低下しました。株価下落に伴い、含み益がない銘柄を一旦売却しました。ここからさらに下げた場合、それらの銘柄は損失になってしまう恐れがあるためです。

この程度の下げは特段問題なし

個別銘柄をみると、サンリオ（8136）、みずほフィナンシャルグループ（8411）、yutori（5892）などが高値更新となっています。

日経平均株価は大きく下落しましたが、東証グロース市場250指数は上昇していますし、値上がり銘柄も4割ほどありますので、事程度の下げは特段問題ありません。

ただ、騰落レシオなどテクニカル指標からは、バブル相場でなければ一旦上昇が止まる水準ですので、もしここから買い仕掛ける場合は、損切りラインの設定と遵守が必要と思います。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。