8月5日の日本株

8月5日の日本株は、寄り付きから高く始まり、終日堅調な動きとなりました。日経平均株価の終値は前日比258円84銭高の40549円54銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も上昇しました。

値上がり銘柄2840に対し値下がり銘柄1186と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は323、年初来安値更新銘柄は2でした。

ADA指数は36.4％となり、前日の37.4％から少し低下しました。保有株のうち株価が下落したものを売却したことによるものです。

日本株の実態はかなり強い

個別銘柄をみると、25日移動平均線超え銘柄が全体の80％に達しており、全面高の状況と言っても良いと思います。また、年初来高値更新銘柄も300を超えており、トレンドに乗った銘柄の勢いが止まらないといったところです。

勿論、中には25日移動平均線割れの弱い銘柄もありますが、ややバブル気味になってきた感もあり、そのような場合は出遅れ銘柄を買ってもあまり上がらないことが多く、目をつぶって株価が上昇し続けている銘柄に乗らないと利益につながらないという面もあります。
リスクもかなり高いですが、勢いがある間は乗ってみるというのも1つの戦略です。個人的には、現在保有している銘柄を大事にして、上昇トレンドが続いている限りは安易に売らないようにしようと思っています。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。