6月17日の日本株

6月17日の日本株は、寄り付きから上昇して終日堅調な動きとなりました。日経平均株価の終値は前日比225円41銭高の38536円74銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、東証グロース市場250指数は小幅に下落しました。

値上がり銘柄2473に対し値下がり銘柄1479、年初来高値更新銘柄は79、年初来安値更新銘柄は5でした。

ADA指数は46.6％となり、前日の46.0％から少し上昇しました。上昇トレンド銘柄の新規買いを少量行ったことによるものです。

日経平均38500円を明確に超えてくるか

個別銘柄をみると、引き続き3分の2の銘柄が上昇トレンド、3分の1の銘柄が下降トレンドで、入れ替わりは少ない印象です。日経平均株価が横ばいであれば、強い個別株は上値追いの期待が高まりますが、日経平均株価が上昇すれば、それに越したことはありません。

日経平均株価は5月以降3回38500円近辺で頭打ちになり、横ばいの状況ですが、ここから38500円を明確に超えてきた場合は、新たな上昇ステージの期待が高まりますし、個別銘柄もより上昇しやすくなりますから、先行きに注目したいと思います。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。