5月23日の日本株

5月23日の日本株は、寄り付きから上昇して始まり上値追いの局面もあったものの後場伸び悩み、日経平均株価の終値は前日比174円60銭高の37160円47銭でした。
TOPIXも上昇、東証グロース市場250指数は小幅に下落しました。

値上がり銘柄2422に対し値下がり銘柄1594と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は46、年初来安値更新銘柄は12でした。

ADA指数は35.5％となり、前日の34.4％から少し上昇しました。少量ながら上昇トレンド銘柄を買ったことによるものです。

先物ベースでは25日移動平均線接近後反発

個別銘柄をみると、22日より25日移動平均線超え銘柄は増加していますがほぼ横ばいといったところです。日経平均株価が今週も調整するかは微妙なところですが、日経平均先物ベースでは25日移動平均線に近接したあと反発しており、このまま25日移動平均線割れとならずに再び上昇に転じる可能性もあります。

また、東証グロース市場250指数がほとんど調整せず強い動きになっているため、リスク覚悟で押し目を待たずにある程度飛び乗った方が良いかもしれません。

引き続き、上昇トレンドの強い銘柄は保有を続け、新たに上昇トレンドとなった銘柄や、移動平均線近辺まで押し目を形成した銘柄についてはある程度新規買いをすることも検討したいと思います。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。