5月15日の日本株

5月15日の日本株は、寄り付きから下げて始まり、終日軟調な展開でした。日経平均株価の終値は前日比372円62銭安の37755円51銭でした。
TOPIXも下落しましたが、東証グロース市場250指数は上昇しました。

値上がり銘柄1544に対し値下がり銘柄2530と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は61、年初来安値更新銘柄は18でした。

ADA指数は36.7％となり、前日の33.6％から上昇しました。一部新規買いをしたことにより少しポジションが増えています。

徐々に調整含みの展開になるか

日経平均株価は5月13日の高値から下げが続いていて、徐々に調整含みの展開になっているように感じます。また、年初来高値更新銘柄の数が減っていて、年初来安値更新銘柄が少し増えていますから、これらも全体的に上がりにくくなっていることを表しています。

騰落レシオが146.5％まで達し、これは年1回あるかどうかという水準です。さすがにここからどんどん新規買いすることはかなりリスクが高いと思われますので、押し目を待った方が無難でしょう。なお、保有株については引き続き上昇トレンドが続く限りは保有継続で問題ないと思われます。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。