5月1日の日本株

5月1日の日本株は、寄り付き上昇して始まり、その後伸び悩む局面あるも引けにかけて上値を伸ばす展開となりました。日経平均株価の終値は前日比406円92銭高の36452円30銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も上昇しました

値上がり銘柄1703に対し値下がり銘柄2314と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は35、年初来安値更新銘柄は6でした。

ADA指数は24.9％となり、前日の31.7％から低下しました。銀行株など、株価が下落し25日移動平均線割れとなったものを売却したことなどによります。

決算発表シーズンの株価乱高下に注意

個別銘柄をみると、日経平均株価も個別銘柄も、上昇基調で特段の変化は感じられません。ただ、わずかながら年初来安値更新銘柄が増えており、これは決算発表によるものと考えられます。

ここから決算発表シーズンが本格化しますが、トランプ関税の影響が見定められないため、来期予想を控えめに出してくる会社が多いかもしれません。その場合、株価も下押し圧力が強まる可能性がありますので気をつけましょう。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。