日経平均株価一時急落も下げ渋りー2025年4月11日の日本株と今週の投資戦略

4月11日の日本株

4月11日の日本株は、前日の記録的急騰の反動もあり、日経平均株価が一時2000円近く下落したものの、そこから切り返して下げ幅を縮小、終値は1023円42銭安の33585円58銭でした。
TOPIXも大きく下落しましたが、東証グロース市場250指数は大きく上昇しました。

値上がり銘柄1911に対し値下がり銘柄2204とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は42、年初来安値更新銘柄は21でした。

ADA指数は26.0%となり、前日の9.0%から大幅に上昇しました。昨日の急騰後の押し目であり、日経平均株価の下落ほど個別銘柄は下げてないと感じたため、押し目買いを結構大量に敢行しました。

リバウンド狙いの株は噴き値売りか

個別銘柄をみると、日経平均株価が1000円幅の下落となった割には強く、約半分の銘柄が上昇しています。5日移動平均線超えの銘柄はもちろん、25日移動平均線超えとなった銘柄も全体の20%弱まで増加してきました。

さて、個人的には4月10日の急騰をもって、当面の底値が4月7日と一旦確定したと考えていますので、11日のような下落局面では果敢に押し目買いを行ってみました。

個人的には7日の買いと11日の買いが残っているのですが、銘柄によってはリバウンドが取れればそれで良し、というものもあります。そうした銘柄はあまり欲張らず、株価が上昇途中である一方25日移動平均線まで達していなくても、噴き値が出現したら売却することを考えています。その上で、その銘柄が25日移動平均線を超えたときはいつも通りのルールで買えばよいだけです。

今週も株価の乱高下は続く可能性がありますが、下がったら日経平均株価の1000円、2000円安は当たり前、という状況ですから、やはり朝から高いところで買わない、ということを意識した方がよさそうです。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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