4月7日の日本株
4月7日の日本株は、トランプ関税の混乱から週末のアメリカ株大幅安の影響もあり、大きく下落しました。日経平均株価は一時先週末比3000円近く下げ、終値も先週末比2644円00銭安の31136円58銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も大きく下落、特に東証グロース市場250指数は10%を超す大きな下落となりました。
値上がり銘柄121に対し値下がり銘柄4205と3営業日連続での全面安、年初来高値更新銘柄は3、年初来安値更新銘柄は1324に達しました。
ADA指数は23.3%となり、先週末の16.3%から上昇しました。株価急落により逆張りでの突っ込み買いを行ったことによります。
ここからの買いは?
個別銘柄をみると、3営業日連続で全面安、年初来安値更新銘柄も1000を超え、そして6日騰落レシオも20%割れの異常値となっていて、日経平均株価の25日移動平均線乖離率も10%を大きく超えるなど、テクニカル的には陰の極と言った感じです。
ただ、8日寄り付きの気配値はかなり高く、事実上7日の下落のさなかを思い切って買わないと安くは買えなかった、ということになりそうです。
ではここからの買いはといえば、リバウンド狙いでできるだけ安く買うのであれば、寄り付きから高いときの買いはあまりお勧めしません。もし底打ちしていなかった場合のダメージが大きくなるからです。
したがって、現時点で保有しているものについてはここからの上昇を期待して持っていればよいでしょうが、新規の買いについてはあまり高いところでは買わないようにしたいですし、安値で買えないのであれば、中途半端なところでは買わず、通常通り25日移動平均線超えで買うなどのルールで実行するのがよいのではないかと思います。
マーケットが荒れているので株価が短期間に上下に振れ、初心者には難しい環境です。自信がなければあまり無理をせずマーケットが落ち着くまで静観でも良いと思います。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。