4月4日の日本株
週末4月4日の日本株は、前日に続き大幅安となり、日経平均株価は一時1500円近く下落しました。引けにかけやや戻し、終値は前日比955円35銭安の33780円58銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も大幅安となりました。
値上がり銘柄362に対し値下がり銘柄3940と全面安の展開、年初来高値更新銘柄は16、年初来安値更新銘柄は72でした。
ADA指数は16.3%となり、前日の16.0%から少し増加しました。保有株の売却を進めた一方、株価が大きく下落している銘柄や、25日移動平均線の上をキープしている銘柄につきある程度の買いを入れました。これについては週末の日経平均先物を見る限り1日買いが早かったかなと思います。
週明けも大幅安なら一旦下げ止まりも
個別銘柄を見ると、90%を超える銘柄が25日移動平均線を割り込んでおり、壊滅的な状況になりつつあります。それでも、昨年8月2日や8月5日の急落時よりも、25日移動平均線超え銘柄の数はまだ多い状況です。
週末のNYダウは2000ドル超の急落となり、日経平均先物は32200円台まで下落していて、週明けの日本株も大幅安でスタートしそうです。テクニカル的にもそろそろ下げ止まりの水準ではありますが、投げ売りによりオーバーシュートする可能性もあり、月曜日に安易に買い向かうのもリスクがあります。
無論、月曜日に大きく下げれば、大きな下げの3日目であり、一旦は下げ止まる可能性が高く、もし個別銘柄でストップ安近くまで売り込まれるようなことがあれば少し拾ってみるのも一考です。
信用取引の投げ売りが一巡すれば短期的には急反発するでしょうから、その動きを期待しつつ、あくまでも急落中ですから買い向かうにしても無理のない程度に押さえておくのが無難です。相場に絶対はありませんから、全力投球は危険ですし、さらなる思わぬ下げがあったとしても余力を持たせておくのがリスク管理の面からはよいと思います。
ここからの下げは、少なくとも短期的には売りではなく買い目線で注目した方がよいでしょう。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。